「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース２－１０パドレス」（６日、ロサンゼルス）

　ドジャースは投手陣が６被弾１０失点。自慢の強力打線はパドレスの先発、ダルビッシュの巧みな投球術の前に七回まで３安打で１点を奪うのがやっとの状態だった。

　試合後の記者会見。大敗でシリーズを１勝１敗にしたドジャースのロバーツ監督は、ダルビッシュの投球を「速球をあまり使っていなかった。ユウはそういうタイプの投手。カットボール、スライダー、カーブをフロントドア、バックドアに投げ分け、非常に効果的にストライクを取れる投手だ。７回をうまく投げ切っていた」と称賛。初回のベッツのホームラン性の打球を好捕された場面を思い返しながら「いくつか強い打球があったが、得点につながらなかった」と悔しさをにじませていた。