ドジャース痛恨敗戦で崖っぷち 大谷翔平は4打数1安打 大飛球も届かず 執念安打1本に終わる
「ナ・リーグ・地区シリーズ、パドレス6-5ドジャース」(8日、サンディエゴ)
ドジャースは接戦を落とし、1勝2敗。地区シリーズ突破へ、負けられない状況となった。
1番・DHで出場の大谷翔平選手は4打数1安打。初回は空振り三振に倒れ、5点を追う三回の第2打席ではバットを真っ二つに折られながら中前打を放った。この一打で無死一、二塁と好機拡大。その後、1死満塁からヘルナンデスの本塁打で1点差に迫った。
五回、第3打席は捉えたかと思われた大飛球は伸びず、飛距離117メートルの中飛。1点を追う八回の第4打席は見逃し三振に倒れた。左腕スコットの外角高めスライダーにバットが出ず、首を振りながらベンチへ引きあげた。
チームは初回、ベッツのソロで先制したが、二回に痛恨の6失点。無死一塁からフリーマンの送球が一走・マチャドに当たる悪送球でピンチを広げ、無死一、三塁からは遊撃手ロハスが野選。守備の乱れも重なり、タティースの2ランなどで一挙6点を失った。
結果的に、魔の二回に沈み、1点差負け。地区シリーズ突破には敵地の第4戦、本拠地での第5戦に連勝が必要な状況に追い込まれた。