「ナ・リーグ・地区シリーズ第３戦、パドレス６－５ドジャース」（８日、サンディエゴ）

　ドジャースは二回までに５点のリードを許したが、三回に大谷が中前打でつなぐなどして４番Ｔ・ヘルナンデスの満塁弾を呼び込み、１点差に詰め寄った。しかし、四回以降はわずか１安打に封じられて惜敗。シリーズを１勝２敗で崖っぷちに立たされた。

　試合後のロバーツ監督は第２戦の４打数無安打に続いてこの日も長打のなかった大谷について「確かなことは彼にとってその瞬間が大きくなりすぎていないということだ。相手はいい投球をしていると思う。多少は抑えられているが、それでも今日は１本打った」と評価。「今もいい感覚を持っていると思う。失投を打つ準備はできていると思う。明日は特別なことをしてくれると予感している」と期待を寄せた。

　指揮官はあすの第４戦はブルペンデーで中継ぎ陣を総動員させることを発表。さらに「第５戦はジャック（・フラーティ）と山本がいる」と、第１、２戦に先発した２投手を投入する考えを明かした。