ドジャースに緊急事態 ベシアが異常を訴えて降板「脇腹のけいれん」ロバーツ監督明かす 八回投球練習中にアクシデント
「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース2-0パドレス」(11日、ロサンゼルス)
ドジャースのベシアが八回表の開始前に緊急降板した。試合後、ロバーツ監督は「脇腹のけいれん」と明かし、12日にMRI検査を受けると発表した。
七回2死からマウンドに上がり、打者1人をきっちり打ち取った左腕。イニングをまたぐ八回もマウンドへ向かったが、投球練習中にベンチへ何かの合図を送った。
ここでトレーナーとロバーツ監督がマウンドに向かい、状態を確認。降板が決まった。ベンチに戻ったベシアは厳しい表情を浮かべて荷物を持ち、ベンチ裏へさがった。
この日は先発の山本が5回無失点の快投。2番手のフィリップスは1回2/3を無失点に抑え、ベシアにバトンを託していた。4番手にはコーペックがスクランブル的にマウンドへ上がった。それでも不安な空気を振り払うかのように三者凡退に抑えた右腕。役割を果たすと、九回のマウンドにはトライネンが上がった。右腕もしっかりと三者凡退に抑えて完封リレー。3年ぶりに地区シリーズを突破した。