大谷の言葉体現でチーム2連勝 「みんなでものにした試合」
ドジャースが1勝2敗と追い込まれた第3戦後、大谷は「2連勝すればいい」と前だけを見つめた。その強気の言葉を体現し、2連勝で地区シリーズ突破。九回最後の打者がアウトになると、真っ先にベンチから飛び出し、抑えのトライネンと熱く抱擁した。「誰が出てもチームプレーで後ろにつなぐ。みんなでものにした試合だった」と仲間に感謝した。
ダルビッシュの投球術で、第2戦に続いて無安打に封じられた。大谷を慕う2人のヘルナンデスが山本を援護し、二回にエンリケ、七回にテオスカーがソロを放った。投手戦を制した山本を「圧倒的な投球だった」とたたえ、シャンパンファイトでは泡まみれになって喜びを分かち合った。