大谷翔平「1番・DH」 メッツ・千賀と対決 PS5戦打率・200もロバーツ監督の信頼変わらず「今も最高の選手」

 「ナ・リーグ・リーグ優勝決定シリーズ、ドジャース-メッツ」(13日、ロサンゼルス)

 両チームがラインアップを発表。ドジャースは大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、ワイルドカード3位から下剋上で勝ち上がったメッツは千賀滉大投手が先発のマウンドに立つ。2人は昨年8月25日に3打席で対戦し、四球、右越え二塁打、四球だった。

 大谷はパドレスとの地区シリーズ5試合にフル出場し、打率・200、1本塁打、4打点。第1戦では1号3ランを含むマルチ安打、第4戦では右翼線適時打を記録したが、ダルビッシュと対決した第2、5戦はいずれもノーヒット。シリーズ5試合で10三振を喫したが、ロバーツ監督は試合前の記者会見で「パドレスは彼を封じるために本当にいい仕事をしたと思う。しかし、私は彼が打席に立った時はいつでも最高の選手だと今でも思っている」と変わらない信頼を口にし、「自分のヒッティングゾーンに戻すだけだと思う。そうなれば、ドジャースにとって本当にいい前兆になる」と話した。

 ドジャースは試合前にベンチ入り登録メンバー26人を発表。11日のパドレスとの地区シリーズ第5戦で脇腹を痛めて緊急降板した救援左腕のアレックス・ベシア投手と、左脚付け根痛を再発させた主将格のミゲル・ロハス内野手を外し、代わってブレント・ハニーウェル投手と、今季限りの引退を表明しているベテランのケビン・キアマイヤー外野手を登録した。

 ロバーツ監督はベシアについて「このシリーズで投げる可能性は考えなかった。もし運よくワールドシリーズへ進出できれば、出番はあると思う」。しかし、ロハスに関しては「このチームにおける彼の存在が非情に大きいことを考えると厳しいものだった。プレーはできるが、遊撃の守備に関しては少し危ういと感じた」と説明した。

▽ドジャースのラインアップ(ポストシーズン5試合の成績)

1番・DH 大谷       打率・200 1本塁打 4打点 0盗塁 OPS・623

2番・右翼 ベッツ      打率・222 2本塁打 3打点 OPS・889

3番・一塁 フリーマン    打率・286 0本塁打 0打点 OPS・572

4番・左翼 T・ヘルナンデス 打率・333 2本塁打 7打点 OPS1・067

5番・捕手 スミス      打率・125 1本塁打 2打点 OPS・613

6番・三塁 マンシー     打率・167 1本塁打 1打点 OPS・639

7番・中堅 K・ヘルナンデス 打率・333 1本塁打 1打点 OPS1・000

8番・二塁 ラックス     打率・278 1本塁打 3打点 OPS・744

9番・遊撃 エドマン     打率・235 0本塁打 1打点 OPS・470

   投手 フラーティ(レギュラーシーズン)13勝7敗 防御率3・17

▽メッツのラインアップ(ワイルドカード・シリーズ含む7試合の打撃成績)

1番・遊撃 リンドア   打率・259 1本塁打 6打点 OPS・863

2番・三塁 ベントス   打率・429 2本塁打 7打点 OPS1・181

3番・左翼 ニモ     打率・269 1本塁打 4打点 OPS・772

4番・一塁 アロンソ   打率・273 3本塁打 6打点 OPS1・160

5番・右翼 マルテ    打率・200 0本塁打 5打点 OPS・533

6番・DH ウィンカー   打率・222 1本塁打 3打点 OPS1・240

7番・二塁 イグレシアス 打率・207 0本塁打 3打点 OPS・440

8番・中堅 テイラー   打率・130 0本塁打 0打点 OPS・341

9番・捕手 アルバレス  打率・154 0本塁打 1打点 OPS・308

   投手 千賀(レギュラーシーズン)1登板1勝0敗 防御率3・38

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