大谷翔平 第2打席で右前適時打 右拳を振り上げガッツポーズ 千賀をKOに追い込む価値あるタイムリー

 「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ドジャース-メッツ」(13日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手は二回の第2打席で右前適時打を放った。

 1死二塁で迎えた第2打席。初球の甘い変化球をきれいに振り抜くと、打球は一、二塁間を破った。二塁から走者が生還し3点目となるタイムリー。一塁をまわった大谷は右拳を振り上げた。ここで千賀を降板に追い込んだ。

 第1打席では一塁ベンチに向かって一礼し、マウンドの千賀に向かって頭を下げると、右腕も応えていた。初球のアウトコースを見送り、2球目の変化球を打って二ゴロに倒れていたが、第2打席で結果を残した。

 これで大谷はポストシーズンで9打席ぶりの安打。パドレスとの地区シリーズ第5戦ではダルビッシュに抑え込まれるなどして4打数ノーヒットだったが、優勝決定シリーズ初戦で快音を響かせた。

 だが2死後、フリーマンの4球目に二盗を試みたが、スタート時に足を滑らせてしまい、スライディングもオーバー。タッチアウトとなり、7月22日のジャイアンツ戦以来となる盗塁死となった。

 シーズンでは36回連続盗塁成功という驚異的な数字を残していたが、まさかの失敗となった。

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