大谷翔平 一、二塁から敬遠気味に歩かされる スタンドからブーイング 球審とニコニコトークのレアシーンも

 メッツ戦の4回、右翼フェンス直撃の安打を放つ大谷(提供・共同通信社)
メッツ戦の8回、後続の適時打で生還し、E・ヘルナンデス(左)に迎えられるドジャース・大谷=ロサンゼルス(共同)
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 「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ドジャース-メッツ」(13日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手は6点リードで迎えた八回の第5打席で敬遠気味の四球で歩かされ、スタンドからブーイングがわき起こった。

 無死一、二塁の好機からロバーツ監督はエドマンに2度目の送りバントを指示。初球に失敗し、ヒッティングに切り替えたが中飛で走者を進められなかった。

 名前がコールされると大歓声が沸き起こり、メッツは内野陣がマウンドに集まって間を取った。その間、球審とトークをかわし笑みを浮かべるなど、リラックスした表情を浮かべた。

 初球のアウトローを見極め、2球目の変化球にも手を出さず。3球目も見送ってカウント3ボールとなった。最後は敬遠気味に歩かされる形となりスタンドからはブーイングがわき起こった。

 直後、ベッツが三塁線を破る走者一掃の3点二塁打を放ち、一塁から一気に生還し、リードを9点に広げた。

 この日の大谷は二回の第2打席で右前適時打を放ち、千賀をKOへと追い込んだ大谷。四回1死一塁の第3打席は打球速度187キロで右中間フェンスを直撃する適時二塁打を放ったが、後に記録が訂正されシングルヒットと右翼手の失策になり、打点が消滅していた。第4打席ではセンターへの大飛球。惜しくも好捕されたが飛距離は120メートルと、地区シリーズの低迷からしっかり修正した姿を見せた。

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