千賀滉大 大荒れ2回持たず3失点KO ストライク入らず4四球「悔しい、情けない」
「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ドジャース9-0メッツ」(13日、ロサンゼルス)
メッツの千賀は大事なシリーズ初戦を任されたが、大荒れ。1回1/3を投げ4四球を与える乱調で3点を失った。同じように敵地で先発し、2回を1安打1失点だった地区シリーズ初戦とは別人のような内容に「悔しいし、情けない」と表情をこわばらせた。
一回は大谷を二ゴロに打ち取った後だった。3連続四球から2点打を浴びた。二回も修正は利かず四球で出した走者を二塁に進められ、大谷に適時打を浴びて降板した。投じた30球のうち10球しかストライクが入らず、直球の最速も前回より4キロ遅かった。投球動作のずれを感じていたそうだが「細かいところは話したくない」と言葉少なだった。
今年は右肩痛などでレギュラーシーズンは1試合しか投げていない。次の登板があると信じ「パフォーマンスを上げることに集中したい」と自らに言い聞かせるように話した。