ドジャース、ブルペンゲーム裏目完敗 投手陣が序盤で大量失点 大谷翔平は無安打2四球 連勝ならずシリーズ1勝1敗

 「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ドジャース3ー7メッツ」(14日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、3打数無安打2四球。終盤に2つの四球を選び、勝利への執念を見せたが、先発左腕マナイエに2三振を喫するなど、見せ場をつくれなかった。ロバーツ監督は先発ビューラーではなく、ブルペンゲームを選択して起用した投手陣が二回までに6失点するなど、策が裏目に出てシリーズは1勝1敗のタイとなった。

 4月19日以来、約半年ぶりの顔合わせとなった左腕マナイエに対し、初回の打席は空振り三振。初球をファウルにし、ボール、見逃しストライク、ボールでカウント2-2とした後、ほぼ真ん中の148キロシンカーをちゅうちょするようなスイングで空振りした。

 この日は投手陣が乱調。前日まで3試合連続完封勝利を飾り、ポストシーズン最長タイの33イニング連続無失点を記録していたが、今やブルペンデーのスペシャリストとしてロバーツ監督から信頼されている元広島ブレイシアが1番リンドアに先頭打者弾。連続無失点記録が途切れると、二回から登板したナックが2番ビエントスに満塁被弾するなど5点を失い、6点をリードされた。

 大谷はマンシーの2号ソロで1点を返して5点を追う展開となった五回の打席で一飛。初球、外角スイーパーをファウルにした後、ほぼ同じコースのスイーパーを打ち上げた。

 六回にエドマンの右前2点適時打で3点差に詰め寄り、反撃ムードが高まる中、迎えた七回の打席は敬遠に近いストレートの四球。この日初めて出塁を記録したが、後続が倒れて逆転にはつながらなかった。

 4点を追う九回無死一塁の打席は守護神ディアスから四球を選んで好機拡大。無死一、二塁からベッツ、T・ヘルナンデスが連続三振を喫するなど、後続に次の1本が出ず、万事休した。

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