大谷選手の50号球に最高額期待 米競売会社、訴訟影響せず

 【ニューヨーク共同】米競売会社ゴールディンは16日、大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成した際の本塁打のボールを共同通信に公開した。記念球として出品中で入札期限を22日夜(日本時間23日午前)に控え、同社のケン・ゴールディン代表は「過去最高の落札額になるだろう」と期待を寄せた。

 訴訟でボールの所有権が争われているが、所有者と認定された人物に収益を渡すことで当事者らが合意し、競売への影響はないと説明した。

 16日時点の入札額は売買手数料込みで219万6千ドル(約3億2千万円)。本塁打のボールではマーク・マグワイア選手が1998年に打った70号の300万5千ドルが過去最高で、大谷選手の50号は既に2位となっている。

 ニュージャージー州南部の本社で、ゴールディン氏は手提げ金庫からアクリル製のケースに入った50号のボールを慎重に取り出した。大リーグ機構の刻印があり、打撃時に付いた薄い黒い痕も見える。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス