勝利投手ならずも8K快投の山本由伸「最低限の仕事も勝ててよかった」 WS王手に「本当にすごい経験してるなと。もっといい投球を」
「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、メッツ2-10ドジャース」(17日、ニューヨーク)
ドジャースが敵地で連勝し、通算3勝1敗とした。4年ぶりのリーグ優勝&ワールドシリーズ進出に王手をかけた。18日に同地で行われる第5戦に勝利すれば決定。負ければ20日にロサンゼルスに戻って行われる第6戦にもつれこむ。
山本由伸投手はポストシーズン3度目の先発のマウンドに立ち、4回1/3で73球4安打2失点1被本塁打8奪三振で降板。勝利投手にはなれなかったが、好投でチームを勝利に導いた。
試合後は「初回から失点してしまったが、なんとかリードを守って、次につなげたので、最低限の仕事だったかもしれないが、とにかく試合に勝てたのでよかった」と、振り返り、「1発打たれましたけど、本当に一発のある打者がたくさんいたので、とにかく丁寧にコース狙ってなげました。変化球もよく変化していた。右打者が多かったので、スライダーが少し多くなったが、いいボールだったと思います」と、うなずいた。
チームはワールドシリーズまであと1勝。ひりひりした場面での登板が続くが「本当にすごい経験をしてるなと、登板するたびに思う。次につなげて、もっといい投球をできるようにしたい。明日もチーム一丸でもう1勝とってWSに進めたら」と、見据えた。