「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、メッツ１２－６ドジャース」（１８日、ニューヨーク）

　５点リードの八回からメッツのエドウィン・ディアスが登板。ＮＨＫＢＳの中継では登場シーンがフルで放映され、日本のファンが「かっけー！！」と歓喜した。

　解説を務めた山下大輔さんも試合序盤から「生で見てみたい」と語っていた登場シーン。テイミー・トランペットの曲「Ｎａｒｃｏ」が球場に響き渡ると、ブルペンから走ってマウンドへと向かった。

　ファンやマスコットがトランペットを吹く仕草を見せて歓迎すると、日本のファンも「ディアスの登場曲がカッコ良すぎる」「ディアスかっけー！！！」「登場曲たまらん」「気分上がった」と興奮するファンが続出した。

　「Ｎａｒｃｏ」は日本のプロ野球でも広島の栗林が使用するなど、クローザーの代表的な登場曲として紹介されている。マウンドではドジャース・大谷翔平選手を三振に仕留めるなど、三者凡退と圧巻の投球を見せた。

　イニングをまたいだ九回も走者を許したが、まったく危なげなく試合を締めた最強クローザー。ワールドシリーズ進出へ望みをつなぐ１勝となった。