MLBコミッショナー、大谷による野球の国際化貢献を絶賛「国際的関心を高めた」 ジャッジ、ベッツらスター競演のWSは歴代最高

 米大リーグのロブ・マンフレッド・コミッショナーが23日(日本時間24日)、ドジャース対ヤンキースのワールドシリーズを中継するFOXスポーツのトーク番組「ブレックファースト・ボール」に出演し、ドジャースの大谷翔平選手について「本当に野球への国際的な関心を高めてくれた」と、野球発展への貢献を称賛した。

 マンフレッド・コミッショナーは2日後に開幕するワールドシリーズで43年ぶりにドジャースとヤンキースが戦うことに「我々は30球団すべてを愛しているが、このドジャースとヤンキースは我々にとってかなり良い組み合わせだ」。司会役から「願ってたのではないですか?」とのツッコミを笑いでかわした。

 東西の大都市を拠点とし、人気、実力、伝統を兼ね備えた2チーム。さらに、多くオールスター選手の競演とあって「過去のワールドシリーズを超えるものだと思いますが」との問いに同コミッショナーは「それは同感ですね。興味深い。ムーキー・ベッツとフアン・ソトの2人でもかなりいいシリーズだし、彼らが主役になるだろう。さらにジャッジと大谷がいるのは本当に幸運だ」と答えた。

 続けてコミッショナーは大谷の存在の大きさにも言及。「(パドレスとの)地区シリーズ第5戦は日本で1300万人が視聴した。特に時差があり、朝(午前9時開始)だったことを考えると、信じられない数字だ。大谷は本当に、本当に野球への国際的関心を高めてくれている」と称賛の言葉を送った。

 話題をシリーズに戻すと「両球団の歴史は伝統的なファン層も素晴らしいものがある。振り返れば、サンディ・コーファックスはミッキー・マントルに投げ、ジョー・ディマジオはジャッキー・ロビンソンと対戦した。そして、今は大谷とジャッジがいる」と、MLBの歴史を彩ったレジェンドたちと同列に「大谷対ジャッジ」を並べ、「素晴らしい対戦になるはずだ」と結んだ。

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