大谷翔平が異例の屋外調整 シーズン中は室内中心もフィールドに出てダッシュ、ベースランニングなど個別練習 「興奮」初のワールドシリーズへ思い滲む

 ドジャースの大谷翔平選手が24日(日本時間25日)、ヤンキースとのワールドシリーズ開幕を控え、ドジャーススタジアムで最終調整を行った。シーズン中やここまでのポストシーズンでも室内練習が中心だった大谷だが、この日はフィールドに出て、個別メニューでベースランニング、ライトの芝生上で約50メートルのダッシュ3本をこなした。

 ベースランニングでは二、三塁間で打球の行方をみながら進塁の判断を行うなど入念に感覚を確認。自身初のワールドシリーズにかける強い思いが滲んだ。

 この日はメディアデーで会見に臨み、「まあ、いよいよ始まるなという。今はそういう、興奮している気持ちですね。毎年毎年ワールドシリーズは盛り上がっていると思いますし、今までは見る側だったので、楽しみにしてましたし、悔しい思いの中で今年は自分がプレーできるという喜びをまずはフィールドで出せたらいいなと思います。集大成としてこのシリーズを勝って最高の終わり方ができればと思います」と話していた。

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