山本由伸、WSへ決意 苦楽ともにしてきた園田通訳を「最後、泣かせたい」「苦労たくさんあったと思いますけど、僕に見せないように…」
ドジャースの山本由伸投手が24日、ヤンキースとのワールドシリーズ(25日開幕)を前に取材に応じ、頂上決戦に向けて意気込みを語った。山本は26日の第2戦に先発予定。
◇山本との一問一答は次の通り
-今の気持ち
「いよいよワールドシリーズということで体もコンディションよく準備できていますし、とにかくいい状態で全力で投球できたらなと思います」
-これまでのポストシーズンとは違う心境?
「そうですね。多少違いがあるような、変わらずみんなで勝利に向かってやってるような。そんな感じです」
-第2戦の先発に向けての心境
「とにかく勝てるように、ベストな状態に持っていけるように今は練習してます」
-ヤンキースの監督が松井さんの野球界での影響力を話していたが、山本さんにとっては?
「僕が小学生の頃から活躍されている選手。こっちでの活躍もニュースだったりテレビでみていましたし、僕たちの世代は特にみんなの憧れじゃないかなと思います」
-日本でのドジャースとヤンキースのワールドシリーズの反響は?
「すごく注目度も高いと思います」
-6月のヤンキース戦で7回無失点。プラスの経験になっている?
「それはまったく別物だと思いますし、またメンバーも変わっているところもありますし、関係はあんまりないかなと」
-こういう大きな舞台は好きですか?
「すごくやりがいは感じますね。好きかどうかはわからない(笑)」
-監督が『大舞台でのプレーが素晴らしい、自信をもって送り出せる』と
「そういう評価をしていただけるのはありがたいですけど、まったく得意というのはない。とにかくベストを尽くしたい」
-ヤンキース打線
「素晴らしい選手が並んでますし、素晴らしいチーム。とにかく全力を尽くしたい」
-ジャッジについて
「やっぱり凄く雰囲気もありますし、実績も実力もすべて持っている選手。本当に素晴らしい選手」
-米国のポストシーズンの雰囲気は慣れてきた
「どんどん落ち着いてプレーできるようにはなってきたかなと思います」
-第2戦は本拠地。大声援の中で投げるのは
「そうですね。本当によく皆さん、選手がいいますけど、ファンの皆さんの声援は力になると思います」
-ヤンキースといえば名門。イメージは
「すごく伝統のあるチームだと思いますし、ドジャース対ヤンキースということでより一層注目を集めるかなと思う」
-昨年移籍を決断する際にヤンキースとドジャースはどれぐらい近かったですか?
「最後の決断するまですごく迷いましたし、どちらも最後に決断するまで迷っていたチームです」
-ヤンキースとの交渉で何が印象でよかったですか?
「素晴らしい組織だなと感じましたし、伝統のあるチームで、強さの理由がよく感じられた」
-緊張の度合いは?
「当日になるとやっぱりすごくありそうだなと感じてます」
-通訳さんもすごい髪切って、気合い入ってますけど、今年1年一緒にやってきて
「お互いこっちにきてルーキーといいますか、園田(芳大)さん特に違う業界から入ってきたので、苦労とかたくさんあったと思いますけど、そういった姿をあまりみせることなく、特に僕に見せないようにしている姿をみていたので、まあ園田さんにとっては本当にすごい1年になったといいますか。で、このワールドシリーズまできて、最後泣かせたいなと(笑)」
-ポストシーズンの大谷選手の存在
「すごく心強いチームメート。いつもと変わらない姿でプレーされているので、見習うところがたくさんありますね」