ドジャース 同点の九回にまさかのシーン 左翼のド軍ファンが身を乗り出してホームランキャッチ→判定は二塁打も警備員に連行される 本拠地が騒然
「ワールドシリーズ、ドジャース6-3ヤンキース」(25日、ロサンゼルス)
九回にまさかのシーンが起こった。左翼のドジャースファンがフェンスから身を乗り出してトーレスの打球をキャッチ。審判団のビデオレビューで二塁打と判定されたが、キャッチしたファンは警備員に連行され、スタンドが騒然となった。
同点の九回、コーペックが簡単に2死を奪った。しかしトーレスの打球は左中間へ高々と舞い上がった。フェンスギリギリのところで、左翼のドジャースファンがフェンスから身を乗り出してキャッチしてしまった。
スタジアムのビジョンでその映像が流されると、スタンドは大ブーイング。一時騒然となった。本塁打となれば勝ち越し危機だったが、審判団のレビューでは二塁打となり、事なきを得たが、本拠地騒然のワンシーン。ボールをキャッチしたファンは警備員2人に連行されていった。
その後、ドジャースはソトを敬遠してジャッジ勝負を選択。トライネンが見事に遊飛に仕留めてピンチを脱した。試合は延長十回に1点を勝ち越されるも、その裏、フリーマンが2死満塁から逆転サヨナラグランドスラムを放って先勝した。もしファンがキャッチした打球がホームランになっていれば…劇的なシーンはなかったかもしれない。