フリーマンにサヨナラ満塁被弾の左腕コルテス、失投認める「狙った高めにいかなかった」大谷封じは「完璧ではなかったが…」

 「ワールドシリーズ、ドジャース6-3ヤンキース」(25日、ロサンゼルス)

 1点リードの十回2死満塁からドジャースのフリーマンにサヨナラ満塁弾を許したヤンキースの変則左腕、コルテスは「彼が積極的に振ってくる打者なのは分かっていた。内角に投げることができたが、狙った高めにはいかなった」と失投を認め、「打たれたことよりも思い通りのボールを投げることができなかったことに腹が立っている。しっかり投げていれば結果は違っていた」と悔しさをにじませた。

 ポストシーズン3シリーズ目にして初めてベンチ入りした左腕はいきなり、1点リードの十回1死一、二塁のマウンドを託され、最初の打者、大谷を1球で左邪飛に打ち取ったところまではよかったが、ベッツ申告敬遠で満塁策を取り、迎えた左打者のフリーマンに初球を痛打された。

 試合後のクラブハウスでは何重にも取り囲んだ報道陣から同じような質問を何度も受けたが、メジャー7年目、29歳の左腕は一切、苛立つ様子を見せることなく真摯に対応。「ブルペン」ではいい感じで投げることができていた。自信を持ってマウンドに立つことができた」と登板前の状態を話し、最初の打者、大谷を打ち取った場面は「完璧ではなかったが、いいところに投げて詰まらせることができた」と振り返った。

 第2戦以降も大谷ら左打者への起用が予想されることに「気持ちを切り替えて明日の試合に備えるだけ」と自分に言い聞かせるように話した。

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