ヤンキース痛恨逆転負け フリーマン勝負が裏目に

 「ワールドシリーズ、ドジャース6-3ヤンキース」(25日、ロサンゼルス)

 ヤンキースはブーン監督の采配の是非が問われる逆転負けとなった。1点リードの延長十回1死一、二塁で大谷を迎えると、左腕コルテスをマウンドへ。肘の張りのため9月18日以来の登板だったが、何とか大谷を左邪飛に。だが2死二、三塁からベッツを敬遠で歩かせ「左投手対左打者だった」と選んだフリーマンとの勝負で万事休した。

 試合後は継投への質問が相次いだ。コルテスを起用した場面では、今ポストシーズン7試合で防御率1・59の左投手T・ヒルも準備していた。ブーン監督は「コルテスはここ数週間いいボールを投げていた。ヒルが大谷、さらに(右の)ベッツと対戦するのは厳しかった」と説明したが、結果は裏目に出た。「第2戦に向け切り替えて準備をするだけ。既にチーム内でも話し合った」と立て直しを誓った。

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