NHK中継の最後にフリーマンが難病の3歳三男抱き上げる姿が とびきり笑顔のマックス君が胸を打つ
米大リーグ・ドジャースは26日(日本時間27日)、本拠地でのヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第2戦に4-2で勝利した。移動日をはさみ、28日(同29日)には敵地ニューヨークで第3戦を行う。
第2戦の試合後のグラウンドでは第1戦の延長十回、逆転サヨナラ満塁弾を放ったフレディ・フリーマンが穏やかな笑みを浮かべ、関係者との記念撮影をしていた。ポストシーズン直前に右足首を負傷したが、WSにも出場。「チームが支えてくれた」と感謝する勇敢な戦士。試合後にはNYに移動する慌ただしいスケジュールをぬって、関係者と交流した。大学時代にモデルをしていたチェルシー夫人も3人の息子と観戦に訪れており、フリーマンの近くでベッツの妻、ブリアナさん、ベッツの母らと微笑みを浮かべ、話し込む姿もあった。
フリーマンの三男、マックスことマキシマス君(3)は7月に難病のバレー症候群を発症し、一時は立つことや呼吸も困難な状況に。8日間のICU(集中治療室)での治療をへて、8月3日に退院していた。フリーマンも1週間、チームを離脱し、マックス君に付き添った。チームは一丸となってフリーマン、そしてマックス君を応援。NHK BSの中継カメラの最後には、関係者がマックス君を抱っこして届ける姿が。マックス君はパパに抱きつき、とびっきりの笑顔。フリーマンも優しい笑みを浮かべてマックス君を抱っこしていた。駆け寄った長男の頭も優しくなでていた。