大谷翔平 左肩亜脱臼の痛みは?「もう痛くない気持ちでやっています」「痛い、痛くないは考えてない」【一問一答】

会見で報道陣の質問に答える大谷(撮影・小林信行)
試合後、報道陣の取材に応じるドジャース・大谷
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 「ワールドシリーズ、ヤンキース2-4ドジャース」(28日、ニューヨーク)

 ドジャースが完封勝ちで3連勝。2020年以来、4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇に王手をかけた。大谷翔平選手は左肩亜脱臼を押して強行出場。3打数ノーヒットに終わったが、得点に絡む働きを見せた。

 試合後の会見では痛みについて「試合中は痛い、痛くないは考えていない」と明かし、「もう痛くない気持ちでやっています」と心境を明かした。

 以下、大谷翔平との一問一答。

 -ケガの瞬間に思った事は。

 「やったときはどうなってるかわからなかった。セーフかどうなのか確認してからだったので。裏にいってからですかね。今は痛みも引いてきて、自分のスイングも戻ってきているかなと思います」

 -打席での肩の状態は。

 「テーピングしたりとかはしているので、いつもと違う感じはしたけど、そこまで大きくは違わなかったかな。(第3打席は)一、二塁のところも最後はボール球だったので、フォアボールをとれていたんじゃないかなと思います」

 -選手紹介で何をつけていた?

 「試合中もそうだけど、冷やさないことが大事と言われていたので。温めるような機械をつけて過ごしていましたし、試合前もつけていました。試合中はスライディングした時に同じような状況で手をついてしまった時に、外れる場合が多いので、それを防ぐために」

 -打席で構えた時に難しさは感じた?

 「基本的には逆サイドの腕の方がきつかったかなと。左肩で良かったなと。不幸中の幸いだったなと」

 -ワールドシリーズ制覇まであと1勝。

 「もちろん明日、決められるに越したことはない。あと1勝、明日の試合に集中したい」

 -シーズン終わったら手術は?

 「そこまでの話はしてないので。今シーズンが終わった後に改めてそれなりの検査をして、いい状態なのかどうなのか。今の状態なら問題ないと思います」

 -どんな動きに痛みが。

 「打席の中ではもう覚えていないというか。痛くないという感じ。顔にどれくらい出てたか分からないですけど」

 -右足首を痛めていたフリーマンも激走していたが。

 「それはフレディに聞いてもらって(笑)彼自身じゃないとわからない。こういう舞台だとアドレナリンが出てある程度の痛みが耐えられるのかもしれないですし」

 -チームメートからはどんな言葉を?

 「僕自身に対してよりかはチームミーティング、チームディナーで、みんながモチベーション高く保てるように。1人、1人そういう声かけが多い。僕自身だけじゃなくみんなでやっていこうという気持ちが強い」

 -今回は。

 「僕はLAに残っていて、チームディナーには行けなかったので。ちょっと分からないですけど。僕自身は最善を尽くしてきょう出れること、結果を出せるようにしようとは思いましたね」

 -試合前にマンシーがメッセージを送ったことを明かしていた。

 「出れるという気持ち。実際に検査を受けて、処置をすれば出れる状況だと。自分のベストを尽くしますよと。チームの士気だけはさげたくない。けが人もいるなかで、フレディもそうですけど全員が万全の状態ででているわけではない。どこかしら痛みを抱えている選手も多い。その中でベストを尽くせればいい」

 -出場に迷いは?

 「出れるなら出たい、出る準備をするのが当然。その上でチームが出て欲しい、必要だと言ってくれれば最善の準備をしたい」

 -痛みとしては走る方が?それとも振り切った方が?

 「試合の中ではもう痛い、痛くないは考えて無い。もう痛くない気持ちでやっていますし、悪化だけはしないように。最低限のやれることは継続してやりたい」

 -寝るときは大変?

 「ドクターに言われているのは、なるべく固定して。枕をはさんで固定して。それ以外は動かして固まらないように」

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