大谷翔平、ベッツ、フリーマンのド軍MVPトリオは「無私無欲」「利他的」同僚2人が個々の記者会見で同じ考え明かす
「ワールドシリーズ、ヤンキース-ドジャース」(29日、ニューヨーク)
ドジャースはギャビン・ラックス内野手と、第5戦に先発予定のジャック・フラーティ投手が試合前に記者会見。チームが誇る大谷、ベッツ、フリーマンのMVPトリオに関して「無私無欲」「利他的」と同じ意見を口にした。
ドジャースの上位打線を形成し、ロバーツ監督が「地球上最高の3人」と公言する大谷、ベッツ、フリーマンの3選手。試合前に記者会見に応じたラックスは、3人がうまく共存し、互いに高め合っている様子と問われると、「彼らにはエゴがない。ただ勝ちたいという気持ちしかないと思うし、ワールドチャンピオンが僕たちの最終目標であることも分かっている。3人が球界最高の選手であることは間違いなく、そこに秘密なんてものはない。しかし、同時にエゴが全く存在せず、無私無欲であり、ただ勝ちたいだけなんです」と返答。
さらに、左肩のけがを押して出場している大谷、右足首捻挫の痛みに耐えながらプレーしているフリーマンの名前を挙げ、「彼らは手術が必要かもしれない状態で体を張ってプレーしている。彼らが無私無欲のスーパースターであり、ただ勝ちたいだけなんです。それが僕たちを特別なものにしている理由の一つだと思う」と、3人の存在の大きさを語った。
ラックスの15分前に取材に応じたフラーティは「彼らは利他的なんです。彼らはずっとそうしてきた。スポーツ界のトップにいる選手と同じです。彼らはこれからもっとMVPを獲るかもしれないが、努力もしています。そのことは学ぶべきことであり、周りの選手全員にも伝わっていると思う」。さらに「マンス(マンシー)、カーシュ(カーショー)、キケ(ヘルナンデス)の功績は大きい。好不調の波のあるシーズンの中でみんなが自分の役割を果たしている」とベテラン陣の存在の大きさを語ることも忘れなかった。