ドジャース ロバーツ監督大誤算!ブルペンデーで2番手・ハドソンが逆転満塁弾被弾 八回には一挙5失点 最悪の展開に
「ワールドシリーズ、ヤンキース-ドジャース」(29日、ニューヨーク)
ドジャースが三回に逆転を許した。2番手のハドソンが四死球でピンチを広げ、逆転満塁弾を被弾するなどロバーツ監督にとっては大誤算だ。
ブルペンデーとなった第4戦。先発のカスパリウスが2回1失点で立ち上がったが、ハドソンが1死満塁のピンチを招き、リゾは打ち取ったが続くボルピーに逆転のグランドスラムを浴びた。
ハドソンはロジンバックをマウンドにたたきつけ、悔しさをにじませた。大谷翔平選手はベンチでぼうぜんとスタンドの様子を見つめていた。
この回は1死からジャッジが手首に死球を受けて出塁すると、スタンドの雰囲気がガラリと変わった。続くチゾムJr.は右翼フェンス直撃の安打で一、三塁とピンチを広げた。スタントンには手に当たるボールがありながらも、ロバーツ監督がベンチを出てスイングをアピール。両軍指揮官がベンチを出る不穏な空気となる中、最後は四球で歩かせた。
そしてリゾは打ち取ったものの、ボルピーに逆転グランドスラムを被弾。四死球で走者をためて一発でかえされる苦しい展開で、一気に3点ビハインドの劣勢となった。
五回には1点差へ迫ったが、六回にウェルズにソロ本塁打を浴びて突き放された。そして八回には一挙5失点で今シリーズ初の2桁失点となる11失点。ジャッジにもシリーズ初のタイムリーを許すなど、最悪の展開となった。