ドジャースが悪夢の2桁11失点で大敗 目覚めたヤンキース打線に火に油を注ぐ ジャッジにもWS初タイムリー許す
「ワールドシリーズ、ヤンキース11-4ドジャース」(29日、ニューヨーク)
ドジャースが悪夢の2桁失点を喫した。さらにジャッジにもワールドシリーズ初タイムリーを浴びるなど最悪の展開で敗れた。
2点ビハインドの八回、ハニウェルがダブルスチールを許すなどしてピンチを招くと、バーデューゴの二ゴロ間にボルピーが生還。リードを広げられると、続くトーレスに息の根を止められる3ランを被弾した。
この日はブルペンデーで三回にハドソンが逆転グランドスラムを被弾するなどロバーツ監督にとっては大誤算。ヤンキース打線に勢いを与える形となってしまった。第3戦は沈んでいたヤンキースタジアムが一気に息を吹き返し、大盛り上がりとなった。
さらにソトに二塁打を浴び、ジャッジにはワールドシリーズ初となるタイムリーを喫したドジャース投手陣。最終的に一挙5点のビッグイングを作られ、相手に勢いを与える展開になってしまった。
最終回は反撃することができず、そのまま敗れたドジャース。4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇へまだ有利な状況ながら、相手打線に勢いを与えてしまったことは気がかりだ。