ロバーツ監督、大谷の打席に注文「ボール球を追いかけるのは良くない」負傷した左肩は「支障ないと聞いている」
「ワールドシリーズ、ヤンキース11-4ドジャース」(29日、ニューヨーク)
ドジャースの大谷が2点を追う五回無死一塁の場面で中前打を放ち、3戦13打席ぶり、シリーズ2本目の安打を記録。好機を拡大し、後続の内野ゴロによる打点につなげた。
しかし、2点ビハインドの七回1死二塁の得点機に空振り三振。最初の2球で追い込まれ後、フルカウントまで粘ったが、6球目、低めのボールになるスプリットをファウル。最後は外角低めの同じ変化球にバットは空を切った。
大谷は26日の第2戦の走塁で左肩を負傷し、亜脱臼と診断された。その後の出場が危ぶまれたが、痛み止めの注射とテーピングで患部を固定して出場を継続。指揮官は左肩の打撃への影響について「何度も彼には聞いているが、支障はない。違和感はないと言っている」と確認済みであることを明かした。
その一方で大谷の打席内容について「四球を選べそうな大事な打席があった。出塁できなかったり、ボール球を追いかけるのはいいことではない」と注文をつけることも忘れなかった。
走塁に関しては「今のところ問題ないと思う。スライディングもしていたし。盗塁することはないだろうが、今のところ問題になるようなことはない」と話した。