ドジャース「テオを取り戻せ!」「ソトよりもテオ」ファンの叫び相次ぐ 大谷翔平にスペイン語講座の動画公開で テオスカー人気が絶大
ドジャースは5日(日本時間6日)、球団公式SNSに大谷翔平選手がFAとなったT・ヘルナンデス外野手からスペイン語講座を受ける動画を公開。するとファンからは残留を熱望する書き込みが殺到した。
今回、キャンプ中に撮影されていた大谷とテオスカーの動画を再アップしたドジャース。大谷が満面の笑みで「ブエノスディアス(おはよう)」とスペイン語であいさつ。同外野手から「ファンたち」を意味する単語「ファナティコス」を教えられると、「ファナティコ?」と確認した後、カメラ目線で「ブエノスディアス、ファナティコス」とあいさつした。
新加入2人の和気あいあいとしたシーンで、2月の公開直後も大バズリした動画。さらにシーズンで2人とも大活躍し、4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇に欠かせない存在となったことで、ドジャースも再アップしたとみられる。
ただ情勢は当時と違う。T・ヘルナンデスは1年契約で、今季はキャリアハイの33本塁打、同2番目の99打点をマーク。チームではいずれも大谷に次ぐ数字を残した。来季以降の年俸は1年平均2500万ドル(約37億5000万円)とも予想されており、ワールドシリーズ後にFAとなった。
さらに現地時間4日には元所属球団がFA選手に2105万ドル(約32億円)の規定額で1年契約を求める「クオリファイング・オファー」をドジャースは提示。テオスカーはこれを拒否するとみられる。今オフはヤンキースのソトがFA市場で注目株となっており、ドジャースも獲得に動くと報じられている。
それだけにドジャースファンは「テオを取り戻せ! 彼はこのチームの全てです」「テオスカー・ヘルナンデスがドジャースと一緒にいることを願っています」「ソトはいらない、テオが欲しい!!!」「テオスカー、私たちはあなたを愛しています」「ショウヘイにはテオが必要。私たちもそうだ!」と残留を求める声を書き込んだ。勝負強い打撃だけでなく、ヒマワリの種をまくパフォーマンスでチームを一つにしたテオスカー。再びドジャースで大谷と一緒に愛くるしい笑みを見られるか-。注目を集めるオフとなりそうだ。