「来年は万全の状態で」カーショー 膝と足の手術を公表 18年目現役続行に意欲 祝賀イベントでは涙ながらに『生涯ドジャース』宣言

 ドジャース一筋17年で、ワールドシリーズ終了後にFAになったクレイトン・カーショー投手が7日(日本時間8日)、自身のインスタグラムで「昨日、足と膝の手術を受けました」と公表。詳細は明かさなかったが、シーズン中に痛めた左脚親指骨棘と左膝半月板とみられる。

 来年3月に37歳を迎えるカーショーは、昨年11月に受けた左肩手術のリハビリのため、7月末に戦列復帰。しかし、左足、さらには左膝を痛めて7試合の登板にとどまり、自己最少の2勝、同ワーストの防御率4・50。4年ぶりワールドチャンピオンに輝いたポストシーズンも登録メンバーから外れた。

 ワールドシリーズ終了後に選手側に選択権がある来季の契約1000万ドル(約15億円)を破棄し、FAになったカーショー。しかし、1日に行われた優勝祝賀イベントでは涙ながらに「生涯ドジャース」を宣言しており、術後の経過を見ながら契約内容を見直し、再契約することが予想される。インスタに投稿した文面には「リハビリを乗り越えて来年は万全の状態で臨むつもりです」と現役続行に意欲を見せた。

 カーショーは06年ドラフト1巡目、全体7位でドジャースに入団。08年にメジャーデビューし、17シーズンの通算成績は212勝94敗、防御率2・50、2968奪三振。MVP1回、サイ・ヤング賞3回、最多勝3回、最優秀防御率5回、最多奪三振3回のタイトルを獲得している。14年にはMVP、サイ・ヤング賞、最多勝、最優秀防御率の4冠を達成している。

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