大谷翔平、MVP最終候補入り 2年連続3度目なるか 公式HP「獲得すれば史上初のDH」 ライバルはリンドーアとマルテ 好投15勝の今永は新人王選外

 全米野球記者協会(BBWAA)は11日(日本時間12日)、記者投票による各賞の最終候補を発表し、ドジャースの大谷翔平選手がナ・リーグMVPのファイナリスト3人に入った。

 MVPはBBWAAから選ばれた30人が10名連記で投票。1位14点、2位9点、3位8点、4位7点、…、10位1点の合計で決定される。受賞者発表は21日(同22日)で、大谷が受賞すれば、21、23年に続いて2年連続3度目。エンゼルス時代のア・リーグと合わせた両リーグでの獲得はフランク・ロビンソン(61年レッズ、66年オリオールズ)以来、史上2人目の快挙となる。

 ナ・リーグのMVP最終候補3人には大谷のほか、フランシスコ・リンドア内野手(メッツ)、ケテル・マルテ内野手(ダイヤモンドバックス)が入った。

 メジャー1年目で15勝3敗、防御率2・91と好成績を残したカブスの今永昇太投手はトップ3入りを逃した。

▽ナ・リーグMVP最終候補

大谷翔平(ドジャース)打率・310、54本塁打、130打点、59盗塁

フランシスコ・リンドーア(メッツ)打率・273、33本塁打、91打点、29盗塁

ケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス)打率・292、36本塁打、95打点、7盗塁

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