25年ぶり最下位エンゼルス、また実績あるベテラン補強 35歳捕手を2年18・5億円で獲得 球団発表
エンゼルスは12日(日本時間13日)、ブレーブスからFAになったメジャー12年のベテラン、トラビス・ダーノー捕手と2年1200万ドル(約18億5000万円)で合意したと発表した。
来年2月に36歳になるダーノーは13年にメッツでメジャーデビュー。強打の捕手としてブレーブス時代の20年にはOPS・919をマークするなどしてシルバースラッガー賞を獲得した。直近3シーズンは2桁本塁打を記録している。21年にはブレーブスでワールドチャンピオンに貢献した。
メジャー12年の通算成績は884試合、打率・248、123本塁打、438打点。今季は出場99試合のうち89試合で先発マスクをかぶり、打率・238、15本塁打、48打点だった。
昨オフに大谷(現ドジャース)をFAで失ったエンゼルスは球団史上ワーストの99敗を喫し、25年ぶり地区最下位に低迷。オフに入ってブレーブスとのトレードで先発投手のグリフィン・キャニング投手を放出し、19年の本塁打王で、通算191本塁打のスラッガー、ホルヘ・ソレアを獲得し、課題の指名打者を強化。さらには、カブスからFAになった通算97勝の先発右腕カイル・ヘンドリクス投手と1年250万ドル(約3億8000万円)で合意するなど、積極的に実績あるベテランを迎え入れている。