楽天は１２日、公式Ｘ（旧ツイッター）に「久しぶりの再会」などと記し、昨季まで所属し今季大リーグに挑戦したパドレス・松井裕樹投手が仙台市内の球団事務所を訪れた様子の写真や動画などを投稿した。

　松井は仙台駅から２５分ほどの距離を歩いて球団事務所へ。門で出迎えた森井誠之球団社長に「メジャーリーガーが徒歩？」と驚かれると「仙台の街を（見てきた）。暖かいので」と答えた。

　球団事務所では職員に拍手で迎えられ、マイクの前で「ただいま帰りました」とあいさつ。「キャンプから森井社長をはじめ支えていただいたので、楽天野球団に感謝しております」と謝意を述べた後、「ことしたくさん仙台のスタジアムが満員になったと聞いている。皆さんの努力が形になったのは、選手もうれしいと喜んでました」と球団職員をねぎらった。同時に「（多くの声援が選手の）背中を押しているのは間違いないので、来年もっともっと多くのファンの方を球場に招いてもらって選手に力を貸してほしい」と話しさらに拍手を浴びていた。

　フォロワーからも「後輩たちがいるとはいえ、実家があるわけでもないのに仙台に寄ってくれてありがとう」「なんか一回り大きくなった感じ」「こうやってオフに顔出してくれて、メジャーでも活躍してくれるの嬉しいですね」などとコメントが寄せられた。