大谷翔平、4年連続MLBファーストチーム入り DHでは2年連続3度目
米大リーグ機構(MLB)主催の「MLBアワード」が14日(日本時間15日)、ラスベガスで開催。両リーグのベストメンバーを決めるオールMLBチームが発表され、ドジャースの大谷翔平選手が指名打者部門でファーストチームに選ばれた。
19年に創設された「オールMLBチーム」はメディアや元選手、ファンの投票により、先発投手5人、救援投手2人、野手9人を決定。得票数によってファーストチームとセカンドチームに分けられる。
二刀流の大谷は21年から4年連続で選出。21年は指名打者でファーストチームと先発投手でセカンドチーム、22年は先発投手でファーストチームと指名打者でセカンドチーム入り。昨季は史上初めて投打でファーストチーム入りを果たした。
メジャー7年目の大谷は昨年9月に受けた右肘手術のため、打者専念で159試合に出場。ナ・リーグ最多の54本塁打、130打点で初めて二冠を獲得したほか、OPS1・036もリーグ最高だった。打率・310、59盗塁はいずれもリーグ2位で、史上初の「50-50」、日本選手初のトリプルスリーの快挙を達成し、歴史的なシーズンを送った。