佐々木朗希 移籍は来年1・15以降 MLBコミッショナーが見通し示す
米大リーグ機構のマンフレッド・コミッショナーが、ポスティングシステムでの米球界移籍を目指すロッテの佐々木朗希投手(23)の契約時期について2025年1月15日以降になる見通しを示した。リーグ公式サイトが20日、伝えた。
佐々木が該当するドラフト対象外の25歳未満の外国人選手はマイナー契約しか結べず、移籍期間は1月15日から12月15日までと定められている。ロッテがポスティングにかけるのは申請期限の来月15日の目前とされ、年内で移籍が成立する見込みは低く、新たな期間となる来年1月15日以降に契約するとみられる。
ドラフト対象外の選手用の契約金は、各球団に毎年割り当てられる。AP通信が9日に報じた24年の契約金の残りは、ドジャースが最も多く約250万ドル(約3億9000万円)。25年になると新たな枠となり、各球団500万~750万ドル程度の資金を若手の外国人選手の獲得に注げる。
マイナー契約しか結べない佐々木が球団選定に金銭面を重視することは考えにくいが、25年に契約する方が年内に移籍するよりも多い契約金をもらえる可能性が高い。