エンゼルスがサンドバルに非情通告 ノンテンダーFAに 6月に大谷と対戦直後に左肘靭帯断裂 来季はリハビリの見込み
エンゼルスは22日(日本時間23日)、6月のドジャース戦で左肘を負傷し、靭帯の再建手術を受けたパトリック・サンドバル投手をノンテンダー(来季契約を提示しない)にしたと発表した。同投手はFAになり、古巣を含む30球団との交渉が可能となる。
サンドバルは15年ドラフト11巡目でアストロズ入団。18年7月に捕手マルドナドとのトレードでエンゼルスへ移籍し、翌年にメジャーデビューを果たした。22年から先発ローテーションに定着し、23年3月のWBCではメキシコ代表のエースとして準決勝の日本戦で好投した。
レギュラーシーズンは13敗を喫したが、自己最多の7勝をマークし、今季の飛躍が期待されていた。しかし、大谷と初めて対戦した6月21日のドジャース戦で三回に同選手に四球を与えた直後に左肘を負傷。その後、靭帯損傷が見つかり、手術を受けた。
今季の年俸は502万5000ドル(約7億7000万円)。来季はリハビリのため、シーズン全休の可能性が高い中、非情通告となった。