ドジャース、CY賞2回左腕スネルと5年273億円契約合意 正式発表 大谷、山本らと強力先発ローテ形成 “大谷方式”年俸分割後払い

 大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースは11月30日(日本時間12月1日)、ジャイアンツからFAになったブレーク・スネル投手と5年1億8200万ドル(約273億円)で合意したと発表した。18、23年にサイ・ヤング賞(最優秀投手)を獲得している左腕が大谷、山本らとリーグ屈指の先発ローテーションを形成する。

 米メディアによると、契約の内訳は契約金が5200万ドル(約78億円)で、6200万ドル(約93億円)が分割後払い。大型契約を結んでいる大谷をはじめ、ベッツ、フリーマン、スミス、エドマンと同じように年俸支払い額を減らすことで球団補強費の負担を軽減している。

 スネルはメジャー9年目の今季は左脚のけがで20登板にとどまり、5勝3敗、防御率3・12だったが、8月2日のレッズ戦ではノーヒットノーランの偉業を達成し、存在感を示した。シーズン終了後に来季年俸3000万ドル(約45億円)の契約を破棄し、FAになっていた。

 ドジャースは昨オフに大谷を10年7億ドル(当時の為替レートで約1015億円)で、山本を12年3億2500万ドル(同471億円)で獲得。さらにはグラスノーと5年1億3650万ドル(同198億円)で契約を延長するなど、超大型補強を展開し、4年ぶりワールドシリーズ制覇を成し遂げた。

 シーズン終了後はフラーティとビューラーの先発2投手をFAで失ったほか、大谷、グラスノー、メイ、ゴンソリンら複数の故障明けの投手を抱えており、先発陣の整備は急務。米報道によると、ブレーブスからFAになったフリードやオリオールズからFAになったバーンズ、さらにはロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木を調査しており、今後も先発陣の強化を図ることが予想されている。

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