ドジャース・ロバーツ監督 大谷翔平の二刀流開幕「難しい」 開幕シリーズは打者専念明言

 米大リーグ、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が4日、東京都内で行われた「木下グループ」の新CM制作発表会に出席し、来年3月18、19日に東京ドームで開催されるカブスとの開幕シリーズでの大谷翔平選手(30)の投手復帰について「3月のスタートはちょっと難しい」との見解を示した。

 昨秋に2度目の右肘手術を受けた大谷はワールドシリーズで左肩を脱臼。11月に手術を受けたが、「スタート(開幕)から投げる、打つということを目標に動いている」と開幕からの二刀流に意欲を示している。

 来日前に本人と会話したというロバーツ監督は、「スプリングトレーニングに向けて順調に準備をしている」と回復状況を説明。その上で「(ポストシーズンの)10月まで投げることを計画して考えていきたい。逆算すると、3月は難しい。打者としてラインアップに入ることは予定している」と、開幕シリーズは打者に専念させる考えを明かした。

 今季の大谷は54本塁打、130打点で2冠に輝き、59盗塁と合わせて史上初の「50-50」を達成し、MVPに選ばれた。「すごい活躍だった」と指揮官は改めて称賛したが、注文を付けることも忘れなかった。

 「シーズン途中、少し打席でアグレッシブになりすぎていると感じた。より我慢できるような打席を増やせたら、さらに高みを目指せる」。粘り強い打撃にも期待し二刀流に、さらなる進化を求めた。

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