ドジャース・大谷翔平「野心が増えていった」思い語る
ドジャースの大谷翔平選手(30)が9日、オンライン取材に応じた。
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-想像以上の1年か。
「野球を始めた子供の頃からメジャーリーグでの本塁打王やMVP、優勝を想像できたわけではない。段階が進むにつれ、自分の可能性が少しずつ広がってきた。進めば進むほど、足りない、足りないという野心が増えていった。それはこの先もあまり変わらない。少し先を見据えるくらいでちょうどいい」
-手術を幾度も経験。
「若い時から、けがをする想定で体をつくってきた。出力が高くなると、慢性的な肘の手術が必ず起こる。想定していたからこそ、柔軟に対応できた。年を重ねるにつれ、体の違和感や技術、視力の低下が訪れる想定をしないといけない」
-若い時から肘の手術を想定していたのか。
「メジャー1年目だとは思っていなかったが、必ずすると思っていた。2回目は5、6年投げてどうだろうなと。二刀流を長く続けたい思いはある。現実的に、やはり2回くらいまでが投手としては理想。3回目は5年以上延びてほしい。年齢的に35を過ぎて手術をして、復帰に1年かける領域に入っていくのが正しいかどうか、その時のコンディションによる」