ヤンキース、FA左腕フリードと8年327億円合意 通算73勝36敗、防御率3・07 米報道 ドジャースらとの“争奪戦”を制する ソト退団ショック払しょく
ヤンキースがブレーブスからFAになったマックス・フリード投手と8年2億1800万ドル(約327億円)で合意した、と10日(日本時間11日)、米スポーツ専門局ESPNのジェフ・パッサン記者がXで伝えた。
フリードは12年ドラフト1巡目、全体7位でブレーブスに入団し、17年にメジャーデビュー。今季まで8シーズン通算73勝36敗、防御率3・07の成績を残した。今季は先発陣の柱として29試合、174回1/3を投げ、2年ぶりの2桁勝利となる11勝10敗、防御率3・25。自身2年ぶり2度目の球宴にも選出された。
シーズン後はFAになり、ブレーブスから単年2105万ドル(約31億6000万円)のクオリファイングオファーを拒否。ヤンキースのほか、大谷と山本が所属するドジャース、レッドソックス、ブルージェイズ、オリオールズなどが興味を示していると報じられ、争奪戦の様相を呈していた。
ヤンキースは自軍からFAになったソトとの再契約を目指し、16年7億6000万ドル(約1140億円)を提示したが、メッツの15年7億6500万ドル(約1147億5000万円)を上回ることができなかった。争奪戦に敗れたショックを払しょくするかのように今オフの投手最大契約で大きな柱を手に入れた。