佐々木朗希の移籍先「ドジャースとパドレスは今も圧倒的最有力」 米記者伝える レンジャーズ、ヤンキース、メッツ、ジャイアンツは脱落

 ロッテからポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指している佐々木朗希投手の移籍先に関して米紙「USAトゥデー」のボブ・ナイチンゲール記者は13日(日本時間14日)、自身のXで「ドジャースとパドレスは今なお圧倒的最有力候補である。何も変わっていない」と記した。

 23日(同24日)に交渉期限を迎える佐々木はこれまで大谷翔平、山本由伸両選手が所属するドジャース、ダルビッシュ有と松井裕樹がプレーするパドレスのほか、鈴木誠也と今永昇太がいるカブス、レンジャーズ、ブルージェイズの8球団と面談。東海岸に本拠地があるレッドソックスとフィリーズは面談に進むことはできなかったと言われている。

 海外アマチュア選手のための契約金「国際ボーナスプール」が更新される15日を目前に控え、複数の記者が佐々木の動向を自身のXに投稿。「サンフランシスコ・クロニクル」のスーザン・スラッサー記者はジャイアンツのザック・ミナシアンGMの話として佐々木と面談したことを認め、「ジャイアンツは佐々木からサンフランシスコには行かないと伝えられた」と記述。フランシス・ロメロ記者は「ニューヨーク・メッツは最終候補には入っていないと関係者が認めた」とつづり、YESネットワークのジャック・カリー記者は「ヤンキースは佐々木から契約しないと伝えられた」。さらに「ダラス・モーニングニューズ」のエバン・グラント記者は「佐々木朗希からレンジャーズではない他の球団と契約するとの連絡があった」とつづった。

 ポスティングシステムに関する現行制度では、25歳未満か、プロ6年目未満の海外選手はマイナー契約しか結ぶことができず、契約金も今月15日に更新される国際ボーナスプールで上限が定められている。メジャーに昇格した場合でも年俸は最低保証額の76万ドル(約1億2000万円)のため、移籍球団から元所属球団に支払われる譲渡金は少額となる。

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