パドレスからFAのキム・ハソン、レイズと2年45億円で合意 米報道 今季20億円は球団最高年俸
パドレスからFAになり、その動向が注目されていた韓国人選手のキム・ハソン(金河成)内野手がレイズと2年2900万ドル(約45億円)で合意した、と29日(日本時間30日)、大リーグ公式サイトが伝えた。今季年俸は1300万ドル(約20億円)プラス出来高200万ドル(約3億1000万円)で、今季終了後に選手側に契約破棄の権利があるという。
キムは20年オフに韓国リーグ・キウムからポスティングシステムを使ってパドレスと4年2800万ドル(約43億4000万円)で合意。20年に打率・306、30本塁打、109打点、23盗塁、OPS・921をマークし、大きな期待を集めた。
移籍後は二塁、遊撃、三塁をこなす強打堅守の内野手として4シーズンで通算540試合、打率・242、47本塁打、200打点、78盗塁、OPS・706の成績を残した。23年にはユーティリティ部門でゴールドグラブ賞を受賞した。
昨季は121試合、打率・233、11本塁打、47打点、OPS・700。右肩を負傷し、昨年8月18日を最後にプレーしておらず、同10月に右幹部を手術した。球団は今季の年俸800万ドル(約12億4000万円)の選択権を拒否したため、FAになった。