元パイレーツの姜正浩（カン・ジョンホ）内野手（３７）が２４日、自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで、メジャーリーグに再挑戦する姿を披露した。

　姜正浩はすでに選手生活を引退し、米ロサンゼルスで野球アカデミーを開設、後進の育成に力を注いでいたが、この日の映像では直接バットを握り、トレーニングに取り組む姿を公開した。

　姜正浩は最近、自身のチャンネルで「メジャーリーグ再挑戦」をテーマに投票を行い、３万人余りが参加した結果、賛成９２％、反対８％となり注目を集めた。そして、この投票結果を受け入れ、メジャーリーグ復帰に全力を尽くすことを決め、トライアウトに挑むという。姜正浩は動画内で「多くの方々が投票してくれたので、やらないわけにはいかない。今からでも遅くないということを見せたいし、結果に関係なく最善を尽くす姿を見せたい」と伝えた。

　また自身も「厳しい挑戦であることをよく知った上だ」と言い「これからがスタートなので、終わるまで見守ってほしい。本当に簡単ではない挑戦だが、応援していただけると、とてもありがたい。私も力を出して頑張る」と意気込んだ。

　姜正浩は２００６年、現代（ヒュンダイ）ユニコーンズでプロデビュー。Ｎｅｘｅｎ　Ｈｅｒｏｅｓ時代の２０１４年に打率．３５６、４０本塁打、１１７打点を記録し、遊撃手初の４０本塁打という大記録を樹立した結果、２０１５年にピッツバーグ・パイレーツに入団し、メジャーリーグ進出に成功した。