フリーマン「盗塁できるほど状態いい」 10試合ぶり復帰 ロバーツ監督は盗塁禁止令「燃え盛る赤信号だ」
「ドジャース-カブス」(11日、ロサンゼルス)
自宅浴室で足を滑らせ、右足首捻挫で負傷者リストに入っていたドジャースのフレディ・フリーマン内野手が「4番・一塁」で10試合ぶりに戦列復帰する。
試合前にキャッチボールやノックを受けて患部の状態を確認したフリーマンは、フィラデルフィアとワシントンDCの遠征には帯同せず、本拠地で打撃練習などの調整時間を与えてくれた球団に感謝。「今が一番いい状態だと感じている。すごく大きかった」と話した。
右足首の状態については「盗塁ができると感じている」と自信を見せたフリーマン。ロバーツ監督は試合前の会見で「(選手の判断で盗塁できる)グリーンライトですか?」と問われ、「だめだ。赤信号だ。燃え盛る赤だ」と盗塁厳禁を強調した。
この日はフリーマンのボブルヘッド人形が配布される日。フリーマンは「(試合開始6時間半前)12時半ごろにここに来たけど、すでに人がいた。クレージーだよ。感謝しかない。ありがとうと言いたい」。球団恒例の家族による始球式は愛息のチャーリー君が登板する。22年から4年連続のマウンドに「22年が初めてだったけど、ワンバウンドしないように投げた。23年はマウンドで足を滑らせワンバウンドになってしまった。去年は完璧なストライクだった。なので、きょうはもう一度ストライクを投げることを願っているよ」と父親の顔。「家族みんなわくわくしている」とうれしそうに話した。
フリーマンは昨季終盤に右足首捻挫の痛みに耐えながらプレーを継続。ヤンキースとのワールドシリーズ第1戦では逆転サヨナラ満塁弾を放つなど、チーム4年ぶりの優勝に大きく貢献。自身はシリーズMVPに選出された。
オフは患部の治療に専念し、昨年12月に右足首手術。キャンプではリハビリメニューを継続しながらオープン戦に出場し、開幕ベンチ入りを果たし、チームとともに来日した。しかし、東京開幕シリーズの打撃練習中に肋骨の違和感で2試合とも欠場。3月27日の米国開幕戦から復帰し、2本塁打を放つなど、完全復活を印象づけたが、開幕3連戦後に自宅でシャワー中に足を滑らせて古傷の痛みを再発させた。
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