パドレス痛恨の逆転負け 九回にまさかのシーン 本塁打性の打球が天井に当たって真下に→捕球されアウト 審判団協議も覆らず幻の2ランに 松井裕樹は1回無失点で2戦連続の快投

9回、本塁打性の打球が天井に当たって真下に落下し、アウトを宣告されたパドレス・フランス(AP/アフロ)
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 「ナ・リーグ・地区シリーズ、ブルワーズ3-2パドレス」(3日、ミルウォーキー)

 パドレスが悪夢の逆転負けでブルワーズに先勝を許した。松井裕樹投手は同点の五回から登板し、1回を無失点に抑えた。九回に本塁打性の打球が天井に当たって真下に落下するまさかのシーンがあった。

 九回1死一塁。フランスが放った打球が美しい放物線を描いた。だが天井に当たったのか真下に落下。左翼フェンス手前でキャッチされ、審判団が協議するもアウトになった。

 仮にスタンドに飛び込んでいれば逆転2ラン。場内アナウンスで審判員がアウトをコールすると、ブルワーズの本拠地は大歓声に包まれた。フランスは悔しさをあらわにした。アメリカン・ファミリー・フィールドの独自ルールとして、ブルワーズの公式HPには「フェアゾーン上空の屋根・屋根のトラス・屋根を支えるケーブルに打球が当たった場合はインプレー」となり、「その打球を野手が捕球した場合、打者はアウト。ただし、走者は自己判断で進塁する」とある。まさかの形で逆転2ランが幻となり、そのまま敗れた。

 この試合、相手の先発マウンドには今季サイ・ヤング賞最有力のミジオロウスキーが立っていた。いきなり105マイル(約168キロ)のフォーシームを投げ込んできた中、打線が必死に食らいついた。二回には3連打で1点を先制すると、相手の野選で追加点。2回までに58球を投げさせ、4回で降板に追い込んだ。

 だが三回にチョウリオに同点2ランを被弾。ミジオロウスキー降板後には打線がチャンスを作りながらも決定機を欠いた。そんな中でマウンドに上がった松井。一回を三者凡退に抑え、ポストシーズンは2試合連続無失点とした。打線の援護を呼び込むために流れを相手に渡さなかったが七回にリリー左腕としてチームを引っ張ってきたモレホーンがコントレラスに勝ち越しソロを被弾。一気に敵地が沸き返った。

 八回も2死一、三塁の好機でタティスがメギルの前に空振り三振。ポストシーズンの連勝は2でストップし、地区シリーズは厳しい船出となった。

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