大瀬良が2回無失点で勝ち投手に

 「強化試合第2戦、台湾‐日本」(9日、台湾・新荘棒球場)

 広島のドラフト1位・大瀬良(九州共立大)が2番手として五回から登板。2回を1安打1四球無失点に抑え、勝ち投手となった。。球速の最速は自己タイの153キロだった。

 マウンドに上がる際には小久保監督が付き添い、笑顔で緊張感を和らげた。「せっかくの機会なんで楽しもうと思った」と、大瀬良も笑みを浮かべた。

 五回は先頭打者を三ゴロに仕留めると、次打者を見逃し三振。続く打者を遊ゴロに仕留めて三者凡退に抑えた。

 ネット裏ではテレビ解説で訪れていた広島・野村監督も見守っていた。見逃し三振を奪った球については「スピンが効いていて、いいボールだった」と評価した。

 大瀬良は続く六回もマウンドへ向かった。先頭打者に左線二塁打。2死後、四球に暴投が絡んで一、三塁のピンチを招いた。しかし4番の陳俊秀を空振り三振に仕留めて無失点で切り抜け、与えられた役割をきっちり果たした。

 試合後のインタビューでは「緊張したんですが、ゼロに抑えられてよかったです。ほどよい緊張感の中で投げられた」と話していた。

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