佐野日大4強入り、連投の田嶋が力投
「高校野球 春季関東大会準々決勝、佐野日大14‐5桐生第一」(19日・横須賀スタジアム)
今春センバツ4強の佐野日大が、延長十回タイブレークの末に、同8強の桐生第一を下した。
今秋ドラフト候補左腕の田嶋大樹投手(3年)は、七回から連投で救援。八回に失策も絡んで2失点したものの、九回に味方が同点に追いついた。最速143キロの直球にカーブなども効果的に交え、タイブレークの十回も含めて3回2/3で6三振を奪った。
センバツ以来の実戦登板となった18日の聖望学園戦は3回1失点。この日は2失点だったが「今日は感覚はほぼ元通り。指のかかりは良かったし、コースもしっかりつけていた」と、納得の表情を浮かべた。
打線は5‐5の同点で迎えた十回1死満塁からのタイブレークで、1番・竹村律生内野手(2年)の中前適時打を皮切りに6安打を集中。一挙9点を奪った。