名門・広島商が2年ぶり初戦突破
「高校野球・広島大会1回戦、広島商3‐1呉商」(12日、呉二河)
春夏通じて9度の甲子園優勝を誇る広島商が、2年ぶりに初戦を突破した。
初回無死三塁から中村光希外野手の中前適時打で先制。1‐1の五回2死三塁で桜井涼内野手(2年)の左前適時打で勝ち越した。
投手陣は2投手が好投。先発した小林拓海投手(3年)が4回2/35安打1失点。2番手の若狭浩太投手(2年)は4回1/32安打無失点と、追加点を許さなかった。
昨夏は開幕戦で崇徳に敗れた。2年連続で初戦敗退となれば、戦後初だった。桧山忠監督は「初戦を勝つことは大きなこと。投手はピンチをよくしのいでくれたし、打者もいい場面で打ってくれた」と、2年ぶりの初戦突破に安どした。