立教新座・吉村氏愛息の活躍で聖望撃破
「高校野球・埼玉大会3回戦、立教新座8‐1聖望学園」(16日・大宮公園)
ノーシードの立教新座が、08年センバツで準優勝経験もある聖望学園を8回コールド勝ちで撃破した。
元巨人外野手・吉村禎章氏の次男、吉村俊捕手(3年)が3安打3打点と大活躍した。
二回の第1打席では、1点を先制した直後の2死二塁から右中間への適時打。四回1死満塁で左翼線への2点適時打を放つと、六回にも1死から中前打と快音を連ねた。
守っても、エース・坂井を好リード。反撃を1点に抑えた。
両親が応援する前で会心の勝利を挙げた吉村は「打撃は得意でないので出来過ぎ。聖望さんに勝てたのは、ただの1勝以上の価値がある」と、喜びをかみしめていた。