元阪神坪井が引退「ただのおっさんに」
元阪神、日本ハムなどで活躍した坪井智哉氏(40)の所属事務所が15日、坪井氏が米独立リーグ・ランカスターを退団し、現役引退したと発表した。
同氏は14日にすでに帰国。18日に引退会見を開く予定。
坪井氏は事務所を通じて以下のようにコメントした。
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「今から12年前の2002年、僕がトレードになった時、2007年、日本ハム1回目の戦力外通告時、2010年日本ハム2回目の戦力外通告時、2011年オリックスの戦力外通告時、いつも皆さんのコメントに励まされ、そのおかげで頑張ってこられました。そして2014年。坪井智哉は異国の地で、自らの意思でバットを置きます。引退です。
この決断をするまでにいろいろなことを考えました。夢に向かって最後の最後まであきらめない!このことだけを自分に言い聞かせて。本当はあと10年でも20年でも野球していたい。しかし、チームに必要とされなくなった今、もうそうするしかありません。この歳になって、レベルを下げてまでプレーするのは違うと。今後のことは今は何も考えられません。しばらくは今まで酷使してきた身体に感謝しつつ、十分いたわってあげようと思います。
今まで応援してくださった真の坪井智哉ファンの皆様、本当にありがとうございました。明日からただのおっさんになりますが、またどこかで笑顔で会いましょう!」