聖光学院が逆転サヨナラで8強入り
「全国高校野球・3回戦、聖光学院2‐1近江」(21日、甲子園)
聖光学院(逆転)が九回、逆転サヨナラで近江(滋賀)を下し、2010年以来、4年ぶりの8強進出を果たした。
0‐1のこの回、先頭の柳沼健太郎内野手(3年)が安打で出て、続く安田光希内野手(3年)がバント安打で無死一、二塁。次の伊三木駿外野手(3年)が送り、1死二、三塁とすると、代打・海老沼圭司(3年)の二ゴロの間に同点に追い付いた。
聖光学院はなおも1死一、三塁から、石垣光浩内野手(3年)がセーフティースクイズを決め、サヨナラ勝利を飾った。
近江は六回、先頭の堀口裕真外野手(3年)が安打で出て、ボークと犠打で1死三塁とし、植田海内野手(3年)が左翼フェンス際への犠飛を放ち、1点を先制した。小川良憲投手(2年)が聖光学院の打線を八回まで0点に抑えたが、最後に逆転を許した。
聖光学院は先発・今泉慶太投手(2年)から、六回途中に船迫大雅投手(3年)に交代し、最少失点にとどめた。