三重・今井「張りがあっても投げられる」

 「全国高校野球・準決勝、三重‐日本文理」(24日、甲子園)

 初の4強に進出した三重が23日、西宮市内で準決勝・日本文理戦へ向け調整した。4試合で36回575球を投げているエース左腕・今井重太朗投手(3年)はブルペン入りし、20球を投げ変化球の感覚を確認。外野で中村好治監督から直々にマッサージを受け全身をほぐしてもらった。

 「肩は多少の張りはあるけど投げようと思ったら投げられる。秋も全部、自分が投げているので大丈夫。一つずつ勝って、応援してくれている方々にしっかり応えられるように」と、55年の四日市以来、県勢59年ぶり夏制覇へ意気込んだ。

 練習の最後には監督自らが打撃投手を務め、メンバー外の4人が記録員でのベンチ入りをかけ、フリー打撃勝負を行った。めった打ちにされ、ナインを盛り上げた監督は「いつも以上にリラックスしていた。1戦1戦、学習し、いい方向に向かっている。勢いも出てきた」とチーム状態の良さに目を細めた。

 好投手・飯塚悟史(3年)が相手だが、準々決勝で沖縄尚学・山城大智(3年)を破った強力打線なら攻略は可能。「疲れもあり、制球も含め精度も始めの頃よりは高くはないでしょう。狙い球を絞りやすい。5点勝負になる」と自信を見せた。

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