２４日に準決勝が行われた、第９６回全国高校野球選手権大会の中継番組の視聴率が、地元勢２校が決勝進出した関西地区で、ＮＨＫ中継が１２・２％、ＡＢＣ中継が１０・１％をマークしたことが２５日、分かった。休日昼間に同時中継した２局がいずれも２けたを記録し、注目度の高さをうかがわせた。

　ＮＨＫの単独中継となった関東地区は１１・５％だった。

　２４日の準決勝は第１試合では、三重（三重）が日本文理（新潟）を５‐０で破り、夏は初めてとなる決勝進出。三重県勢５９年ぶり優勝に王手をかけた。

　また第２試合は、強打の大阪桐蔭（大阪）と敦賀気比（福井）が激突。敦賀気比が初回に５点先制するも、直後に大阪桐蔭も逆襲。大阪桐蔭が５本塁打が飛び交う乱打戦を１５‐９で制し、２年ぶり４度目の決勝進出を果たした。

　なお決勝戦は２５日午後１時開始予定。

　（数字はビデオリサーチ調べ）